「大容量の格安SIMへ乗り換えたいけど、何を選べばいいの?」
今回は、こんなお悩みをお持ちの方へ向けて、大手キャリアが提供する大容量での格安SIMを紹介します
迷ったら自分が契約しているau,ドコモ,ソフトバンクの格安SIMにするだけでOKです!
これだけで、データ無制限もしくは月20GB以上のプランを契約していた方は、不都合なく通信費をカットすることができます
格安SIMへ移行することで、月1,000円以上つまり年間12,000円以上の節約ができます
家計の支出を少しでも抑えたい方は、参考にしてみてください
- 今の大容量プランを変えずに、格安SIMへ移行したい
- 自分のキャリアの格安SIMを知りたい
- 格安SIMへ移行して、家計の支出を抑えたい
こんな思いがある人は、この記事を読んで大容量でかけ放題のプランがあるおすすめの格安SIMへ移行してみてください
大手3キャリアが提供している格安SIMとは?

大手3キャリアが提供している格安SIMの名称は、以下の通りです
- ahamo:ドコモが提供する格安SIMのプラン
- povo2.0:auが提供する格安SIMのプラン
- LINEMO:ソフトバンクが提供する格安SIMのプラン
皆さんも一度は、テレビCM等で耳にしているのではないでしょうか?
大手キャリアが提供する格安SIMは、皆さん今まで契約していると思うので、通信品質の信頼性と安全性の面で全員におすすめです
初めて格安SIMに乗り換える人にもおすすめとなっています
それぞれの特徴を理解して、自分に合ったキャリア・プランを選択してみてください
ahamoのメリット・デメリットとおすすめする人

ドコモが提供するahamoのメリット・デメリットは以下の通りです
- 月20GBで2,970円(税込)のプランと
月80GBで1,980円の大盛りオプションだけでプランがシンプル - プランがシンプルでわかりやすい
- 基本料金に5分以内の通話かけ放題が入っている
- SIMカード・eSIMに対応している
ahamoのメリットは、プランが1つとオプションが1つでシンプルなのでプラン選択に迷わなくていいことと基本料金に5分以内の通話かけ放題が入っていることです
ahamoのプランは、20GBのプランのみです
さらにデータを使いたい人は、80GBのオプションをつ追加するという内容になっています
20GB使い切った場合は、1GB550円でデータ容量を追加できます
しかし、4GBの追加で2,200円ですから、24GB以上使うのであれば80GBのオプションを追加するのがいいでしょう
ahamoは、基本料金に5分以内の通話かけ放題含まれています
他社は、基本料金にオプションでかけ放題をつけるので、通話をする人にとっては手間が省けて楽でしょう
- プランとオプションが少ないので、拡張性がない
- 20GB以下のプランがない
- 5分以内の通話かけ放題が必ずプランに含まれる
逆にahamoのデメリットは、このシンプルなプランと5分以内の通話かけ放題が必ずプランに含まれることでしょう
プランが1つのみなので、毎月のデータ使用料に合わせてプランを変更することができません
また、20GB以上のプランしかないので、もっと少ないデータ容量がいい人にはデメリットとなるでしょう
毎月のデータ使用量に合わせて、プランを変更したい人・もっと少ないデータ容量でいい人は気をつけましょう
また、5分以内の通話かけ放題が必ずプランに含まれるので、通話をあまりしない人は気を付けましょう
以上を踏まえて、ahamoをおすすめする人は、以下の通りです
- はじめて格安SIMを契約する人
- プランの選択が面倒くさい人
- 毎月通話をする人
- 毎月のデータ使用量が15~20GBの人
はじめて格安SIMを契約する人・プランの選択が面倒くさい人は、ahammoがおすすめです
ahamoは、プランが1つとシンプルだからです
選択肢が多いと、自分にとって何が最適のプランなのかわからなくなりますよね
安くて大容量のプランが目的なら、無駄なオプションをつけるより月20GBのプランを選ぶのが最適といえるでしょう
ahamoは、良くも悪くも無駄なプランやオプションがありません
『通信費を節約する・大容量のプランがいい』という人は、いろんなプランに騙されるよりシンプルなahamoを選びましょう

povo2.0のメリット・デメリットとおすすめする人

auが提供するpovo2.0のメリット・デメリットは以下の通りです
- 基本料金が0円
- 様々なオプションが用意されている
- 150GBのプランを選択するとahamoより安くて大容量
povo2.0のメリットは、基本料金が0円から使用できることでしょう
povo2.0のプランは、基本料金0円からトッピングといわれるオプションを自分で選択していくものです
通信速度が128kbps(通信制限時と同じ速度)なので、基本料金が0円でできることは限られます
自分の生活スタイルに合わせてトッピングを選択していきます
povo2.0のトッピングを、以下に紹介します
データトッピング
- 1GB(7日間):390円/回
- 3GB(30日間):990円/回
- 20GB(30日間):2,700円/回
- 60GB(90日間):6,490円/回
- 150GB(180日間):12,800円/回
- データ使い放題(24時間):330円/回
通話トッピング
- 5分以内通話かけ放題:550円/月
- 通話かけ放題:1,650円/月
サポートトッピング
- スマホ故障サポート:830円/月
コンテンツトッピング
- DOZN(7日間):760円/回
- smash.(24時間):220円/回
※1.()内は、トッピングの有効期限
※2.料金はすべて税込み価格
全部で11種類のトッピングが用意されています
データトッピングだけでも6種類用意されているので、自分の生活スタイルに合わせて選択することが可能です
また、150GBのプランを選択すると実質ahamoより月の料金を安く、大容量にすることが可能です
ahamoとpovo2.0の1月当たりの料金を比較してみましょう
ahamoとpovo2.0の1月当たりの料金比較
180日(6ヵ月分)で150GB:12,800円
→1ヵ月分としてデータと料金を6等分する
150GB÷6=25GB
12,800円÷6=2,133円
ahamoは5分以内の通話かけ放題がプランに含まれるので
povo2.0の5分以内の通話かけ放題をトッピングする
povo2.0:2,133円+550円=2,683円/月&25GB/月
ahamo:2,970円/月&20GB/月
比較結果は、5分以内の通話かけ放題付きで
- povo2.0が2,683円/月&25GB/月
- ahamoが2,970円/月&20GB/月
- 差額が287円/月+5GB/月→3,444円/年+60GB/月
povo2.0の方が、年間で約3,400円と60GBお得です
次にあげるデメリットが飲み込めるという人は、povo2.0の方が料金とデータ容量の両面でおすすめです
povo2.0のデメリットは、以下の通りです
- 自分でオプションを選んで更新しないといけない
- データを使いすぎると、ahamoより料金がかかる
- オプションが多くて迷う
- 通話かけ放題オプションが別料金
最大のデメリットは、自分でオプションを選んで更新しないといけないことでしょう
povo2.0のデータプランは、自動で更新してくれません!
有効期限が切れたら、自分自身でトッピングを購入する必要があります
もし、自宅がWi-Fi環境であれば、有効期限切れを外出後に気づくこともあるかもしれません
有効期限切れが、ストレス要因になる可能性があります
3GBや20GBのプランで考えている人は、1月に1回更新が必要なので十分気をつけましょう
また、データを使いすぎるとahamoのプランより料金がかかることもデメリットです
月25GB以上使ってしまうと、有効期限前に150GBを使い切ってしまいます
トッピングを追加することになり、追加料金がかかります
無制限というわけではないので、使いすぎに注意しましょう
通話かけ放題のトッピングが別料金であることも、デメリットの一つです
一度購入すれば自動更新されますが、タイミングが悪いと解約時などに通話かけ放題のみ、自動更新される可能性があります
購入時と解約時は、「通話かけ放題は別」ということを頭に入れておきましょう
以上を踏まえて、povo2.0がおすすめな人は以下の通りです
- 自分に最適なプランを自分で選びたい人
- 大手キャリアの格安SIMで、大容量最安プランがいい人
- データトッピングの管理が苦でない人
povp2.0は、有効期限が30日以上であれば3GB,20GB,60GB,150GBからプランを選択できます
自分の生活スタイルに合わせて、複数のプランから選択できる会社は少ないです
自分が何ギガ使うかわからないという人は、大容量のプランを選択してみましょう
大容量のプランを選択することで、自分が1月当たり何ギガ使うのかわかると思います
その後、最適なプランを選んでみましょう
先ほどのデメリットであげた『データトッピングの更新・管理』を面倒と思わない人は、povo2.0がおすすめです
ahamoよりpovo2.0の方が実質的に料金とデータ容量の面でお得だからです
150GBのプランであれば、更新はおよそ半年に一回です
この更新を面倒だと思わないのであれば、povo2.0の方がおすすめです
LINEMOのメリット・デメリットとおすすめする人

ソフトバンクが提供するLINEMOのメリット・デメリットは以下の通りです
- LINEの使用中はデータを消費しない
- 通信制限になっても中速(1Mbps)で通信ができる
- 契約して1年間は、5分以内の通話が無料
LINEMOの一番のメリットは、LINEの使用中にデータを消費しないことです
トークや音声通話・ビデオ電話などを使用する際に、データを消費しません
そして、データ容量を使い切ってもLINEの通信速度は落ちません
毎月LINEの使用量が全体の多くを占めている方、通話やビデオ通話を頻繫に使用する方は、LINEMOにすることで恩恵を受けられます
また、通信制限にかかっても中速(1Mbps)で通信ができます
これは、一般的な通信制限速度128kbpsの8倍の速度です
1Mbpsでは、基本的なネットサーフィンやSNSの使用、標準画質でのYouTube鑑賞などができます
不都合なく使える速度ですので、データ容量を使い切っても安心して使用できます
3つ目のメリットは、1年間5分以内の通話料が無料のキャンペーンでお得に始められることです
LINEMOを初めて契約する方は、1年間5分以内の通話料が無料になります
このキャンペーンを活用することで、1年間基本料の2,728円/月の支払いのみになります
- 料金がほかの2社より高い
LINEMOのデメリットは、料金がほかの2社より高いことです
キャンペーンをのぞくと20GBのプランは、通話かけ放題があり・なし2つの条件で他社よりも料金が高くなります
LINEMOは、月3GBで990円のプランと月20GBで2,728円のプランがあります
月3GBのプランと月20GBの5分以内の通話かけ放題あり・なしのプラン3つで、各社と料金を比較してみましょう
- 3GBのプラン→povo2.0と同じ価格
LINE使い放題なのでLINEMOの方がお得 - 20GBのプラン:5分以内の通話かけ放題ありの場合
→povo2.0:2,683円、ahamo:2,970円、LINEMO:3,278円 - 20GBのプラン:5分以内の通話かけ放題なしの場合
→povo2.0:2,133円、LINEMO:2,728円
このように、20GBプランでは、LINEMOの料金の方が高いです
LINE使い放題のメリットと料金の差を比べて、お得だと思う方を契約しましょう
- 3GBのプランで契約したい人
- LINEを頻繁に使用する人
LINEMOがおすすめな人は、3GBのプランで契約したい人とLINEを頻繁に使用する人です
3GBのプランはpovo2.0と同じ価格であり、LINE使用中はデータ容量を気にせずに利用できることからお得です
ライトユーザーでLINEをよく使用するという方は、LINEMOを契約してみましょう
また、少し価格が高くなってもLINEを頻繫に使うという方は、LINEMOがおすすめです
LINEを毎月3~5GB以上使う人は、LINEMOを契約すると他社と比較してもお得になると思います
データを気にせずLINEを使いたい人は、LINEMOを契約してみましょう
おすすめの格安SIMはこれ!

さいごに、大手3キャリアでどの格安SIMがおすすめなのか紹介します
万人におすすめはahamo!
- プランが1つなので迷わずに契約できる
- オプションが不要
- 料金が20GBで2,980円/月と及第点
格安SIMが初めてでシンプルなプランがいいなら、ahamoがおすすめです
プランが1つと月100GBのオプションがあるだけなので、プランに迷う必要がありません
また、5分以内の通話かけ放題も基本料金に含まれているため、毎月の支払額も一定で心配ありません
ただし、通話をしない方は他社のプランを選ぶ必要がありますので、注意しましょう
価格も月の支払いが3,000円以下となるため、大手キャリアのデータ無制限や割引なしの大容量プランよりも安いです
格安SIMの平均点で良い、プランの選択や契約に時間をかけたくないのであれば、最もシンプルなahamoを契約してみましょう
安くて大容量を狙うならpovo2.0!
- 実質2,683円/月&25GB/月で使える
- 業界トップクラスの価格とデータ容量
- プランが豊富
- おすすめデータトッピングは、150GB(180日間):12,800円/回
最安値かつ大容量のプランがいいならpovo2.0一択でしょう
半年に1回データトッピングの購入とデータの使いすぎに注意することができれば、povo2.0が最適です
5分以内の通話かけ放題がトッピングとなっているため、通話をほとんどしないのであればさらに安く抑えられえます
大手キャリアの格安SIMプランの中で、最安で最も大きなデータ容量です
データ管理が苦でなければ、格安SIMの中で断トツでおすすめです!
LINEMOはどうなの?
LINEMOは、以下の理由からあまりおすすめできません
- 20GBプランだと業界最高値クラス
- LINEのヘビーユーザー以外メリットがない
今回は、大手キャリアの大容量プランから格安SIM大容量プランへ、乗り換える際のおすすめを紹介するのが目的です
料金を節約するという目的も含まれるため、価格が高いLINEMOは今回おすすめできません
他社のプランと比較すると月300円、年間3,600円以上高くなってしまいます
この月300円分をLINEの使用で賄えるようなら、LINEも契約の視野に入ってくるでしょう
LINEは、ほとんどがトークでの文字のやり取りが基本です
ビデオ通話や通話を頻繁にするのであれば、LINE使い放題の恩恵を受けるでしょう
それ以外の方は、とりあえず安いプランで契約するのが無難です