「読書ってなんか堅苦しくて苦手」
読書嫌いなら、誰しもが思うことですよね
僕自身も、
- 分厚い本、活字を見るだけでムリムリムリ!
- 読書って意味あるの?必要なの?
中学生から大学四年生までの10年間、こんなことを思っていました
人生の約半分を読書してこなかった僕自身の経験から、読書を克服できた理由と読書を習慣化するためのポイントを3つ紹介します
読書に苦手意識があるけど
- 読書に挑戦してみたい方
- 読書を習慣化してみたい方
- 読書嫌いを克服したい方
は、この記事を読んでみてください
元読書嫌いが考える3つの間違い

僕が読書嫌いだったころに、読書へ感じていた負のイメージを3つ紹介します
- 本は読みづらい
→堅いイメージ、エネルギー・集中力を必要とする、嫌悪感を感じる - 本を完読できた記憶がない
→完読できない=自分は読書が苦手と思うように - 本の必要性に疑問を感じている
→スマホの情報だけで十分、本に書いてあることが信じられない、懐疑的
実際に同じようなことが原因で、読書が嫌い・苦手な方も多いのではないでしょうか?
結論から言うとこれら3つの考えは、『すべて間違い』でした
僕は、これらの嫌い・苦手な原因を間違いだと自覚したことで、苦手意識を克服できました
これらの原因が間違いである理由を、これから説明していきます
間違い①本は読みづらい

1つ目は、本は読みづらいというイメージです
なんとなく文字が詰め込まれていて、堅いイメージを持っていたり、内容の理解にエネルギー・集中力を使ったりする、イメージだと思います
このイメージは、間違いです
確かに、一部の専門書や古書は、専門用語や古い言葉が使われていて読みづらいです
しかし、ほとんどの本は読みやすい本から読みづらい本まで用意されているため、自分のレベルに合った本が必ずあります!
書店へ寄ってみると、入門書や初心者向けと謳っている本やイラスト・図解付きといった、読書慣れしていない人でも読める本が必ず置いてあります
読書の苦手意識を克服するためには、『本=読めない』という苦手イメージを克服することが、最重要です
読書へストレスを感じないよう、読みやすい本から読んでみましょう
読みたいジャンルの本が難しいようであれば、YouTubeとネットで本の要約を探して活用するのもありです
概要を知ることで、本をスムーズに読み進めることが可能になります
- 本を読んでみて読みづらいと感じたら
- 対処法①同じジャンルでもっと簡単な本を読む
イラストや図解付き、初心者向けなどの本を探そう - 対処法②本のタイトル+解説で検索し、YouTubeかネットで解説を見る・読む
概要が頭に入るので、スムーズに読書ができます
自分が読みやすい本を探してみて、自分に難しいジャンルであれば、動画かネットを活用してみましょう
間違い②完読できない=読書が苦手という考え

2つ目は、「本を完読できたことがないから自分は読書が苦手なんだ」と、自分は読書が苦手なんだと思い込んでしまう方です
これは、誤った考え方といえるでしょう
そもそも読書は、本を完読しなくても大丈夫です
情報の取捨選択すなわち自分の目的に応じた情報を、読めばいいからです
「本は完読しないといけない」というマインドは、読書嫌いな人のほとんどが持っているのではないでしょうか
実際に読書をしているオリラジのあっちゃんは、「まずは1回通して読んでみる。興味ない理解できないところは飛ばしてよい。」と言っています
本を読む目的は、完読することではなくてあなたが必要とする情報をインプットすることです
もし、あなたが読書術を学びたいのに、第一章の筆者がこの読書術にたどり着くまでの経緯を読んでも、読書術は学べませんよね
このように、そもそも読書は完読しなくてもよいのです
『自分にとって必要な情報を読む』『完読しなくてもよい』というマインドを持っておきましょう
間違い③読書に必要性がないと考えている

読書に必要性がないと考えている人の多くは、次のことを考えているのではないでしょうか
- 今の社会情報にあふれているから、わざわざ本を読む必要はない
- スマホさえあれば情報は入ってくる
- 本に書いてあることって本当なの?
僕も同じように、本なんて必要ないと考えていました
しかし、情報であふれている社会だからこそ読書が必要なのです
理由は大きく分けて2つあります
- スマホのみから入ってくる情報は、不確実性が高いこと
→知りたい情報にアクセスできない可能性が高い - 本に書いてある情報は、確実性と客観的視点を持っていること
→知りたい情報にアクセスできる可能性が高い
1つ目は、スマホのみから入ってくる情報は不確実性が高いということです
つまり、「知りたい情報にアクセスできない可能性が高い」ということです
「絶対にあいつは○○だ」「あいつは○○だろう」と断定・推定する一文を、SNSでよく見かけます
はたして、この一文の情報は確実性を持っているといえるでしょうか
答えは、NOです
SNSやネットから流入する情報をみて、『かもしれない』を発信しているからです
未完マンガの『主人公とヒロイン誰がくっつくか論争』が、一つの例と言えるでしょう
お互い別のヒロイン推し同士が、不確実な未来を断定・推定して争っているのを皆さんも見たことがあると思います
これが終わりのない論争であることは、客観的に見て明白です
このように、スマホのみから入ってくる情報は、不確実性が高いと言えるでしょう
2つ目は、本に書いてある情報が、確実性と客観性を持っていることです
言い換えると、「知りたい情報にアクセスできる可能性が高い」ということです
本に書いてあることは、根拠となる資料や論文が掲載されているため情報として、確実性と客観性を持っていると言えます
専門的内容になるほど、根拠が明確になっていることが多いです
僕が最近読んだ本だと、『スマホ脳』は根拠としてたくさんの論文が使用されていました
そのおかげで、自分が知りたい『スマホが脳に与える影響』という情報を根拠付きで、客観的に手に入れることができました
このように、読書は自分の知りたい情報にアクセスする上で必要不可欠です
スマホだけでは知りえない情報がたくさんあるので、必要性があるといえるでしょう
元読書嫌いが苦手意識を克服した方法

先ほどの3つの考え方を間違えだと自覚したのも、苦手意識を克服できた一つの要因です
僕の場合は、そのほかにも読書をしてみて感じた3つの経験から、読書に対する苦手意識を克服できました
- 読書をしてみたら案外面白かった
→読書をするメリットや楽しさを動画で学んだから
→学校の機械的に読書をするイメージを克服できた - 思ったよりも読みやすかった
→本の概要を動画で学んだから
→読書の苦手意識克服 - 無理な目標を立てなかったから
→自分の知りたい情報を手に入れるのが目的
→読むペースはマイペースでいい
『動画を見て、気になった本を読む』このルーティンが、読書嫌いが苦手意識を克服できた理由です
一昔前の読書と異なるのは、動画で読書の楽しさ・面白さを学べて、概要もある程度把握できるという点です
本の面白さ・内容をある程度理解したうえで読書ができるため、スムーズに読書ができます
今まで抱えていた、『本を読むとつっかえるストレス』が解消されたのです
僕にとっては、読書のイメージを変える決定打となりました
動画を見て「面白そう・もっと知りたい」と思ったら実際に読んでみる
これを繰り返していたら、気づいた時には読書が楽しくなっていました
いつの間にか、書店でも気になった本を手に取って購入するようにもなりました
読書に慣れていない方は、はじめは『気になるジャンルの本を紹介する動画』から見てみるのもいいかもしれません
『動画を見て、気になる本を読む』このルーティンを、ぜひ皆さんも実践してみてください
読書を習慣化するための3ポイントアドバイス

読書嫌いを克服できた方・読書をしてみたい方へ、読書を習慣化するための3ポイントアドバイスです
- 読書マインドを持つ|読書前
- 目標・目的をもって読書する|読書前~読書中
- 本を読んだら内容を誰かに伝える|読書中~読書後
この3つを1セットとしてルーティン化することで、読書を習慣化できます
準備段階では、読書マインドを持つことでモチベーションと好奇心を高めます
読書中は、目標・目的をもって読書することで知りたい情報のみに集中して読書をします
読書中もしくは読書後は、本の内容を誰かに伝えることで、内容を学習・記憶します
1つずつ説明していきます
①読書マインドを持つ|読書前

準備段階として、読書マインドを持つことが大事です
本記事の読書マインドとは、「読書の目的は完読することではない」という考えのことです
読書の目的は、あなたが「学びたい・知りたい」情報を手に入れて役立てることです
完読をすることが目的になってしまうと、読書をするのがつらくなってきます
読書術としては、知りたいところだけを読むのもありです
一番ダメな読書は、あなたが「学びたい・知りたい」情報が手に入らないことです
歌でいうと前奏だけ聞いて、サビを聞かずに音楽を止めるのと同じです
本を完読しなくてもいいという『読書マインド』を頭に入れて、楽な気持ちで読書してみましょう
②目標・目的をもって読書する|読書前~読書中

読書をする前に、まずは目標と目的を決めましょう
- 目標…5W1Hで目標を決める
例:いつ読書するのか、どのくらいの時間読書をするのか…など - 目的…目次を見て何を学ぶか・知りたいのか決める
読書を習慣化するうえで、目標と目的を決めてから読書することが、最も重要です
目標を決めることで、読書をするルールを決めることができるからです
目的を決めることで、読書中は自分が求める情報に集中ができ、モチベーションアップにもつながるからです
スポーツや勉強においても、目標と目的を持たなければ、自分が何のために練習・勉強をしているのか、わかりませんよね
読書も同じです
目標と目的を持つことで、自分が何のために読書をしているかはっきりします
読書中何をしているのか見失わないためにも、読書前に目標と目的を決めておきましょう
目的は、読者と読書する本によって異なります
目標は、僕の経験からこれがいいというのがありますので、紹介します
- いつ…朝→仕事終わりは、予定が前後する可能性があるから
朝は仕事や急な用事などに左右されにくいから
スキマ時間→やれることが少ないから
スマホでも読める電子書籍がオススメ
就寝前→ - どのくらい…30分以上
→はじめは、1分1ページ程度のペースなので、30ページは読みたいから - どこで…基本家だが気分転換にカフェなどで読書もアリ
まずは、自分にとって無理のない目標から始めるのが鉄則です
無理ある目標を立てると、読書嫌いに逆戻りしてしまいますので、注意しましょう
③本を読んだら誰かに伝える|読書中~読書後

読書をしているときもしくは本を読み終えたら、その内容を誰かに伝えましょう
誰かというのは、身近な家族や友人でいいですし、SNS等で不特定多数の方へ発信していただいてもかまいません
とにかく、誰かに伝えようと思うこと、それを行動にすることが重要です
誰かに伝えることで、3つのメリットがあります
- 読書中のモチベーションアップにつながる
- アウトプットすることで、本の内容を理解、スキルを身につけることができる
- 『人に伝えた』成功体験から、「また本を読もう」という気持ちになる
1つ目は、読書中のモチベーションアップです
誰かに伝えるために、本から何かを学ぼう・手に入れようと脳が意識するので、モチベーションアップにつながります
皆さんも、自分のために行動するより誰かのために行動する方が、力が湧いてくるという経験があると思います
この「誰かのために」という気持ちが、モチベーションアップにつながります
2つ目は、アウトプットすることで、本の内容を理解、スキルを身につけることができます
本の内容を誰かに伝えた経験が、本の内容理解をさらに深めます
また、本に書いてあることを実行することで、スキルが身に付きます
この経験が、あなたをさらに成長させてくれると思います
3つ目は、『人に伝えた』成功体験から、「また本を読もう」という気持ちになることです
これは、読書を習慣化するうえで、最も効果があるメリットといえるでしょう
成功体験は、また続けてみようという『継続力』を生み出します
ダイエットに置き換えてみると、食事制限・運動をして体重が落ちていたら、また続けようという気持ちになりますよね
これと同じで、自分の行動が成功につながった体験は、『継続力』を生み出します
ぜひ、読書した本の内容を誰かに伝えてみてください
伝えるタイミングは、はじめは読書中と読書後の両方で、誰かに伝えることがオススメです
はじめのうちは、読書に時間がかかるので、読書後には本の内容を忘れてしまう可能性があるからです
一回の読書ごとに、伝えてみましょう
毎回家族や友人など特定の誰かに伝えるのは、手間がかかります
読書専用のアカウントを作成し、SNSで発信するのがオススメです
読書後のタイミングは、特定の人に伝えてみてもいいと思います
無理のない範囲で、継続してみてください!
本当に読書が苦手な人へ2つのメッセージ

最後に、本当に読書が苦手な方へ伝えたい、2つのメッセージをお送りします
本当に読書が苦手な方は、このメッセージだけでも読んでください
- 読みたいところだけ読めば、読書成功
- 無理に読書をしなくても大丈夫
1つ目は、読みたいところだけ読めば、読書は成功ということです
本を一冊読まなくても、目的を達成すればよいからです
『完読しなくてもよい』という読書マインドです
目的の一章を読んで、目的の一文を見つけたなら読書は成功です
小さな成功体験を積み重ねて、読書に少しずつ慣れていきましょう
2つ目は、無理に読書をしなくても大丈夫ということです
誰でも向き不向きはありますので、読書ができなくても大丈夫です
あなたにできることは、他にもたくさんあります
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少しでも行動したあなたは、昨日のあなたよりも成長しているはずです
自分のペースで、できることを少しずつ挑戦していきましょう