「いらないモノを捨てたい!」
部屋がモノであふれかえったり散らかったりすると、皆さんこう考えますよね?
それと同時に、
「どこからどうやって捨てればいいかわからない!」
このようにも考えますよね
この記事では、初心者の方へ向けて断捨離のコツをお伝えしていきます
コツとやり方を説明した後に、僕の成功実体験を解説していきますので、とりあえず成功者のやり方を参考にしてみたいという人も読んでみてください!
- いつも断捨離を途中で挫折する
- ずぼらな自分でも断捨離できるコツを知りたい
- 簡単に断捨離をしたい
- 何から断捨離したらいいかわからない
- とりあえず成功者の例を参考にしたい
こんな悩みを抱えている人は、この記事を読んでみてください!
断捨離とは
はじめに、断捨離とは何なのかを軽く説明します
断捨離とは、ヨガの行法である断法・捨法・離法という考え方に対応してできた造語です
- 断…本当に必要なモノ以外を買わないこと(断つこと)
- 捨…家にある不要なモノを捨てること
- 離…モノへの執着から離れること
つまり、断捨離とは『不要なモノを手放して必要なモノだけを手元に残す』ということです
究極的に言うと、ミニマリスト的な考え方になりますが、今回は不要なモノを捨てるという意味で断捨離という言葉を使います
断捨離のコツを知る前に知ってほしい2つの大事な考え方
まずは、断捨離のコツをお教えする前に2つの重要な考え方をお伝えします
これを事前に知っているのと知っていないとでは、断捨離成功の可能性が大きく異なります
『いつも断捨離を挫折してしまう』という人は、この2つの考えを頭の中に入れて断捨離してください
断捨離には終わりがないことを知る

まず、断捨離には終わりがないことを知っておきましょう
私たちは、モノを使わずに生活することはできないので、モノは自然と家の中に入ってきます
モノが入ってくる限り4半期に一度、一年に一度など定期的に断捨離が必要となります
断捨離は、『なるべく不要なモノを持たず、必要なモノを残して生活空間の居心地をよくする』ことがゴールです
捨てることをゴール化してしまうと、途中でつまらなくなって挫折や失敗につながってしまうので注意しましょう
永遠にたどり着かない道へ入る前に、『モノが家に入ってくる限り断捨離は終わらない』ということをしっかり頭に入れておきましょう
一度にすべてのモノを断捨離することは不可能

初心者であってもなくても、一度にすべてのモノを断捨離することは不可能です
60~80%進めばよいという心持ちで、断捨離をするようにしましょう
別のことに置き換えると理解しやすいと思います
- 読書・勉強:600ページの本を全ページ読破して理解をする
- ゲーム:最高難易度を一日で完全クリアする
- 筋トレ:上級者向けのメニューを一通りこなす
- 料理:一流シェフの味を一日で目指す
『一度に目的を達成することはできない』ということがよくわかったと思います
このように一度の機会で完璧を目指すというのは、断捨離以外においても難しいです
家の中の不要なモノを一度に100%断捨離することは、ほぼ不可能です
まずは、自分のできることから自分のできる範囲で断捨離を始めましょう
【初心者向け】断捨離をするコツ5選
断捨離にとって重要な2つの考え方を学んだところで、さっそくコツを覚えていきましょう
どのコツも、『初心者の方でも取り組みやすい内容』になっています
すべてを一度に意識することは、難しいかもしれません
はじめのうちは、5つのコツのうち1つを意識して断捨離をしてみましょう
モノであふれているところから始める

何から始めればいいかわからない人は、モノであふれているところから断捨離を始めてみましょう
モノであふれているところは、不要なモノが多い可能性が高いです
- 最近手をつけていないからモノが貯まる
- モノが貯まりすぎて放置している
- 不要なモノ置き場にしている
- スペースが開くので断捨離した気分になる
このような理由から、不要なモノが貯まっているかもしれません
モノが多いということは、『不要なモノ・捨てやすいモノ』が多いということです
また、モノがあったところに大きなスペースが空くので、断捨離をしている達成感と実感が得られるので、初心者の方におすすめです
まずは、モノであふれているところから断捨離をしてみましょう
明らかにいらないモノを捨てる

捨てる判断がなかなかできないという人は、明らかにいらないモノを捨てましょう
- 賞味・消費期限切れの食料品
- 学生時代の教科書・参考書
- 何シーズンも着ていない服
このように、誰もがいらないというモノは捨てていきましょう
もし、明らかにいらないモノが見つからないようであれば、
- 去年来てない服は捨てる、半年間読み返してない本は捨てるなど
期間で判断基準を決める
→捨てる期間を決めることで明らかにいらないモノを判別できる - 「本当にまだ使いたいのか」と問いかけをする
→「使えるか」は必要か不要かの判断にならないのでNG
→断捨離時は、自分に厳しく判断する
これを意識するのがコツです
断捨離判断の基準を決めることで、明らかにいらないモノがわかるようになります
また、「本当にまだ使いたいのか」と問いかけをすることで、自分にとって必要なモノだけを残すことができるようになります
断捨離時は、自分に厳しく判断しないと不要なモノを捨てることができないので、注意が必要です
僕の経験的に、「モノを捨てられなかった自分を後悔するなら、モノを捨てた自分をほめる方がいい」と思います
使いたいと思わなかったモノは、明らかにいらないモノに分類しましょう
自分にとって明らかにいらないモノを捨てていくことで、断捨離の感覚を掴みましょう!
期間を決めて断捨離をする

ある程度の期間と時間を決めて断捨離をしてみましょう
期間を決めることで、断捨離に集中して作業ができるようになります
期間も決めずに、とりあえず練習する・勉強するといっても先が見えなくて不安になりますよね
この1週間に毎日1時間やるという目標があると、やる気もわいてくると思います
計画的に期間の目標を決めておくと、断捨離のモチベーションアップにつながります
どのくらいの期間がいいかわからないという人へのおすすめは、『1週間断捨離ウィークを作る』ことです
- 1日だと短すぎて、不達成感が残る
- 1週間以上だと長すぎて現実味がなく、モチベーションが下がる
- 突発の予定で数日できない日があっても、別日でリカバリーできる
- 1日数十分集中すればいいので、飽きにくい
このような理由から、1週間1日数十分やる時間を計画して断捨離をするのをおすすめします
思い出品はとりあえず保留する

「断捨離中に思い出のモノを捨てられない」
ということは、片付けあるあるですよね
思い入れがある分捨てにくいので、初心者の方は思い出品をとりあえず保留しましょう
思い出品は、思い出に浸る時間や迷う時間を与える断捨離の難敵です
懐かしい気持ちになった後は、断捨離ができなかった悲壮感が押し寄せてきますので、十分に注意をしましょう
初心者の方にとってまず大事なのは、断捨離をした達成感があることです
そのためにも、スペースを空ける・物を捨てた実績があることが第一です
モノが多いはじめのうちは、思い出品は保留しておきましょう
モノの整理は断捨離の後で!

断捨離をしていて断捨離がなかなか進まないことはありませんか?
それは、もしかしたら断捨離と同時にモノの整理をしているからかもしれません
断捨離と同時にモノの整理をしてしまうと、以下のようなことが考えられます
- 断捨離への集中力・時間が削られる
→集中力が削られることで作業効率も落ちる
→断捨離のクオリティも落ちる
これは、「勉強に置き換えて考える」とわかりやすいと思います
勉強を1時間した人と、勉強を1時間・合間に動画鑑賞を計30分した人では、どちらの人が勉強に集中できているかすぐにわかると思います
後者の方が、勉強への集中力と時間が削られそうですよね
また、集中力が削られることで作業効率やクオリティも落ちそうですよね
断捨離中にモノの整理をすると、モノの整理がメインになってしまうこともありますし(作業効率の低下)、不用品と必要品が混在する可能性が非常に高い(クオリティの低下)です
このように断捨離中、モノの整理を同時にしてしまうと、作業効率・クオリティが落ちます
はじめは、短い時間でいいので集中力と時間を100%断捨離に使うようにしましょう
そして、断捨離が完了したらモノの整理を少しずつしていきましょう
僕の断捨離した実体験
最後に、「とりあえず断捨離をした人を参考にして自分もしてみたい」という人へ向けて、僕の実体験を紹介します
ここでは、僕にとって初めての断捨離を紹介していきます
初めての断捨離

実家の自室を、初めて自分で断捨離をした実体験を紹介します
僕の部屋の状態は、以下の通りです

今回断捨離した部分を、赤枠で囲いました
実家の自室は、6畳でベッドと本棚、テレビ棚、学習机といたってシンプルな部屋です
しかし、ディズニーグッズとプライズフィギュアを中心に、床に段ボールや包材が散らかっていました
ベッドと机をUの字に歩かないといけないくらいでした…
そのくらい散らかっていた床から、断捨離を始めました
断捨離の手順は、以下の通りです
- 床に置いていた段ボールと包材から手をつけた
→モノであふれているところから始める - ディズニーグッズ、プライズフィギュアを断捨離した
→ほとんどのモノが「手に入れた・獲得した」時点で満足していた
→明らかにいらないモノを捨てる - 本棚のマンガを断捨離した
→ここ数年読んでいない、本棚を圧迫している
→モノであふれているところから始める・明らかにいらないモノを捨てる - 期間を1週間とした
→期間を決めて断捨離をする
このように、『モノであふれているところから始める』『明らかにいらないモノを捨てる』を意識して断捨離をしていることがわかります
その他に意識していたことは、『売れるモノを捨てる』ということです
これは断捨離にとって重要ではないのですが、モチベーションアップのために売れるモノを断捨離しました
これらを意識することで、
- ディズニーグッズ:段ボール4箱
- マンガ・本:150冊以上
- プライズフィギュア:34箱など
これらを中心に多くの不用品を断捨離することができました
残ったモノは、ディズニーグッズで思い入れのあるモノ数点のみでした
断捨離をした感想
- 床のモノがなくなることで、達成感があった
- ほとんどのモノが、『明らかにいらないモノ』『思い出品でなかったこと』から効率的に断捨離ができた
- 不用品がなくなる、売れることを考えながら、楽しく断捨離ができた
このように、コツを意識することで
「達成感・満足感を得ながら効率的に楽しく断捨離」
することができました
断捨離をするための具体的な案がなければ、僕の例を参考にしてみてください
意外と『不要なモノのたまり場』があるかもしれません